4/15 北村透谷 読書会(第3回)『内部生命論』開催のお知らせ 

4月15日に、北村透谷読書会が開催されます。

皆様、こんにちは!この度、私たちむすびらきでは、北村透谷の詩や評論に触れ、その文学的影響を深く理解しようとする読書会を開催します。明治時代の文壇を牽引した透谷の作品に、共に耳を傾けましょう。

この読書会では、北村透谷の代表作である『内部生命論』を取り上げます。また、透谷の恋愛至上主義的な思想や、文学の世俗的な功利から人間性の深い真実を追求する姿勢についても議論します。

そして、北村透谷が主導した雑誌「文学界」についても触れ、島崎藤村や星野天知らとの交流や共同創作活動を紹介します。理想と現実の矛盾に苦しみながらも、独自の文学世界を築いた透谷の功績をみんなで讃えましょう。

北村透谷 とは? 明治期の評論家・詩人、北村透谷の人生と影響

明治時代の評論家・詩人である北村透谷(本名:北村門太郎)は、近代的な文芸評論を行い、島崎藤村らに多大な影響を与えました。彼は神奈川県小田原市で生まれ、幼少期は厳格な祖父と愛情薄い継祖母に育てられました。このことが、彼の性格形成に大きな影響を与えたと言われています。

東京専門学校(現・早稲田大学)政治科に入学後、民権運動に参加しましたが、過激化する運動から離れました。1888年に洗礼を受け、民権運動家石坂昌孝の娘ミナと結婚し、翌年には長編叙事詩『楚囚之詩』を刊行しました。

1892年に発表した『厭世詩家と女性』で文壇に登場し、1893年には島崎藤村、星野天知らと雑誌「文学界」を創刊。彼らの浪漫主義運動を主導しました。恋愛至上主義的な考えが特徴的で、文学は世俗的な功利を求めず、人間性の深い真実をこそ求めるべきと主張しました。

『人生に相渉るとは何の謂ぞ』、『内部生命論』、『漫罵』などの評論を次々に発表しましたが、理想と現実の矛盾に苦しみ、1894年に自ら命を絶ちました。

北村透谷の生涯は短かったものの、その思想や作品は後世に大きな影響を与え、現代の文学界にもその名が轟いています。

明治時代の文学革命:北村透谷の「内部生命論」

明治時代の文学者・北村透谷による評論作品「内部生命論」は、当時の文学界に革命的な影響を与えました。彼の独自の哲学は、人間の存在や価値が内面的な生命においてどのように捉えられるべきかという新たな視点を提供しました。

文学界の創刊と論争の火種

透谷が設立した雑誌『文学界』は、彼自身が編集長を務め、彼の哲学や思想を発表する場として活用されました。山路愛山が提唱する「文学効用論」に対して批判的な立場をとり、激しい論争が繰り広げられました。この論争は、「人生相渉論争」として広く知られるようになりました。

内部生命論:内面的な生命の重視

「内部生命論」では、透谷が自由民権運動への挫折感や自己批判を語りながら、人間の存在や価値が内面的な生命においてどのように捉えられるべきかという考えを提案しました。彼は、肉体的な生命よりも内面的な生命(想世界)における自由と幸福を重視すべきだと主張しました。

文学界への革命的な影響

北村透谷の「内部生命論」は、当時の文学界に大きな波紋を広げました。彼の独自の哲学は、文学や人間の価値観に対する新たな視点を提供し、後の作家や評論家たちに刺激を与えることになりました。透谷の考え方は、今日まで続く文学の歴史に深く刻まれています。

読書会のレジュメ

4月15日に行われた「北村透谷 読書会(第3回)『内部生命論』」の詳細については、レジュメが用意されています。
是非、ご一読いただけますと幸いです。

更に、このレジュメは自由にダウンロードしていただくことが可能です。北村透谷の読書会に深く探求するための一助として、是非ご利用ください。

イベント詳細

📅 日時: 4月15日(土) 16:00〜
📘 主題: 「 内部生命論 」
📍 場所: バー或いは、「」

読書会では、参加者が持ち寄った知識や意見を交換し、一緒に考えていくことが大切です。ぜひ、この機会に北村透谷の思想や哲学について学び、新たな発見をしてみませんか?

皆様のご参加を心よりお待ちしております!

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BAR 祇園 或いは、「 」

飲み屋でありながら飲み屋でない、日常と非日常の狭間の空間。真剣な対話や議論に相談、愉快な会話まで色々。京都祇園北側

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  • 地下鉄東西線、東山駅から徒歩10分。

まとめ 北村透谷読書会 感想

透谷は、人間内部の根本生命に触れるものは、哲学者ではなく文芸者であり、文芸者は宇宙の精神つまり神の精神に感応することができる存在と語っていました。

この記事を書いた人

むすびらき

『「雅び」─あそび、たのしむ。Eleganti mente, ludamus, fruamur』を理念とし、私たちむすびらきは、あそび、たのしみつつ、
故き心を温ね、新しき文化を恢弘します。