この度私たちは、むすびらきが加盟する京都中小企業家同友会上京支部と上京区役所、そして同志社大学政策学部が共催する「上京区「地域企業と大学生による」地域課題解決プロジェクト」の一環として、短歌会を開催することになりました。
参加者には、ご来場順にグループに分かれて頂きます。
まず、各グループ内での交流のきっかけとして、上の句と下の句で分割した短歌をつなげて正解を導き出すアイスブレイクを行い、その後、共同での鑑賞の部・作歌の部へと進みます。作歌に関しては、最後に最優秀賞・技能賞・努力賞の剪定を行います。選者として、弊法人理事長の高井の他、歌人の虫追敦氏、京大短歌会・同志社短歌会の会員の方を招聘しております。
鑑賞の部では、番号付けされた31首の名歌からベスト3をそれぞれ選んで頂き、メモ用紙に歌の番号をお書き頂きます。そのメモ用紙を記名せずに袋に入れて頂き、シャッフルします。袋から一人一枚、メモ用紙を引いて頂き、参加者の誰が選んだか分からない状態で、番号で示された3首の短歌について感想を述べて頂きます(自分のものを引いた時はやり直します)。その後、その3首を選んだ方が手を上げてそれらの歌をベスト3に選んだ理由を明かします。これを順番に繰り返します。
作歌の部では、参加者おのおのに、それぞれ歌を詠んで頂きます。作歌のためのガイドを用意しておりますので、初めての方でもご安心下さい。鑑賞した31首の名歌を参考にすることも出来ますし、グループのメンバーに相談することも出来ます。ここでは、複数の歌を作ってどちらが良いか比べてみたり、何度も推敲したりします。納得が行く一首が完成したら、選者に提出するために筆ペンで短冊にお名前を添えて書いて頂きます。一人一首でお願いします。出来上がったら順次提出して頂き、他の人の手助けをしましょう。
最後に、選者が話し合って最優秀賞・技能賞・努力賞の三賞を選定し、景品を授与します。景品はお楽しみに!
二時間余りという長いようで短い時間ですが、参加者の方々には短歌の鑑賞と作歌を通じて、お互いの着眼点・価値観・美意識を交換し合い、交流を深めて頂ければ望外の喜びです。
さあ皆さん、短歌を読んで詠んでみましょう!