12月16日(土) 16:00〜、バー 祇園或いは、「」 にて、北村透谷読書会が開催されます。
皆様、こんにちは!この度、私たちむすびらきでは、北村透谷の詩や評論に触れ、その文学的影響を深く理解しようとする読書会を開催します。明治時代の文壇を牽引した透谷の作品に、共に耳を傾けましょう。
この読書会では、北村透谷の詩『みゝずのうた』、『ゆきだふれ』、『髑髏舞』、『ほたる』、『蝶のゆくへ』、『眠れる蝶』、『双蝶のわかれ』、『露のいのち』を取り上げます。
理想と現実の矛盾に苦しみながらも、独自の文学世界を築いた透谷の功績をみんなで讃えましょう。
*読書会は、オンラインでもご参加いただけます。むすびらきのオンライングループDiscord
北村透谷 とは? 明治期の評論家・詩人、北村透谷の人生と影響
明治時代の評論家・詩人である北村透谷(本名:北村門太郎)は、近代的な文芸評論を行い、島崎藤村らに多大な影響を与えました。彼は神奈川県小田原市で生まれ、幼少期は厳格な祖父と愛情薄い継祖母に育てられました。このことが、彼の性格形成に大きな影響を与えたと言われています。
東京専門学校(現・早稲田大学)政治科に入学後、民権運動に参加しましたが、過激化する運動から離れました。1888年に洗礼を受け、民権運動家石坂昌孝の娘ミナと結婚し、翌年には長編叙事詩『楚囚之詩』を刊行しました。
1892年に発表した『厭世詩家と女性』で文壇に登場し、1893年には島崎藤村、星野天知らと雑誌「文学界」を創刊。彼らの浪漫主義運動を主導しました。恋愛至上主義的な考えが特徴的で、文学は世俗的な功利を求めず、人間性の深い真実をこそ求めるべきと主張しました。
『人生に相渉るとは何の謂ぞ』、『内部生命論』、『漫罵』などの評論を次々に発表しましたが、理想と現実の矛盾に苦しみ、1894年に自ら命を絶ちました。
北村透谷の生涯は短かったものの、その思想や作品は後世に大きな影響を与え、現代の文学界にもその名が轟いています。
『みゝずのうた』、『ゆきだふれ』、『髑髏舞』、『ほたる』、『蝶のゆくへ』、『眠れる蝶』、『双蝶のわかれ』、『露のいのち』
今回の読書会で読む項目の『みゝずのうた』、『ゆきだふれ』、『髑髏舞』、『ほたる』、『蝶のゆくへ』、『眠れる蝶』、『双蝶のわかれ』、『露のいのち』は青空文庫でも読めます。
イベント詳細
📅 日時: 12月16日(土) 16:00〜
📘 主題:『みゝずのうた』、『ゆきだふれ』、『髑髏舞』、『ほたる』、『蝶のゆくへ』、『眠れる蝶』、『双蝶のわかれ』、『露のいのち』
📍 場所: バー 祇園或いは、「」
💻 オンラインでも参加可能です: Discord
私達はイベントは「音読」を取り入れてます。
なぜかというと、言葉のリズムを声に出すことで身体に覚えてもらうため。
昔の言葉は馴染みが無いからこそ、そのリズムを感じてもらうことを大事にしています。
読書会はそういったことを得てもらうことを目指しているのです。
『北村透谷読書会』
— NPO法人 むすびらき【公式】 (@npo_musubiraki) December 10, 2023
日時
12月16日(土)16時〜
場所
バー或いは、「」
京都府京都市東山区林下町422 円山ビル5階@gion_aruiha
読む箇所
みゝずのうたなどの詩を輪読形式で朗読します。
(青空文庫で読めます)
オンラインでも開催します。
discordhttps://t.co/TJxMuYOB4d
よろしくお願い致します!
参加方法
むすびらきの読書会には、直接対面形式の他に、オンラインでもご参加いただけます。
どちらでも参加しやすい方をお選びください。
直接ご来店の場合
開催日時に、バー 祇園或いは、「」にお越しください。京阪電車、祇園四条駅が最寄りです。
店頭では、1ドリンクのご注文をお願いいたします。
オンラインでの参加の場合
むすびらきのオンライングループDiscordにご登録の上ご参加ください。
アクセス
BAR 祇園 或いは、「 」
飲み屋でありながら飲み屋でない、日常と非日常の狭間の空間。真剣な対話や議論に相談、愉快な会話まで色々。京都祇園北側
〒605-0062
京都府京都市東山区
林下町422 円山ビル 5階B号
アクセス
- 京阪電車、祇園四条駅から徒歩7分。
- 京阪電車、三条駅から徒歩10分。
- 阪急電車、四条河原町駅から徒歩8分。
- 地下鉄東西線、東山駅から徒歩10分。