音楽の歴史は古代から始まり続いてきました。下記に書いたのは音楽の歴史に関する簡単な概要です。
- 古代音楽: 古代の文明(エジプト、ギリシャ、ローマ、中東など)では、音楽は宗教的儀式や社交行事で重要な役割を担っていました。
- 中世音楽: 中世ヨーロッパでは、教会音楽(グレゴリオ聖歌など)が支配的であり、これが西洋音楽の基盤となりました。
- ルネサンス音楽: 15世紀から17世紀にかけてのルネサンス期には、ポリフォニー(複数の旋律が同時に奏でられる)が発展し、作曲家たちは宗教音楽と世俗音楽の両方で活躍しました。
- バロック音楽: 17世紀末から18世紀初頭にかけてのバロック時代には、作曲家たちが音楽の表現力を高め、バロック音楽の特徴的なスタイルが確立された。バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディなどこの時代の重要な作曲家です。
- 古典派音楽: 18世紀末から19世紀初頭にかけて、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、フランツ・ゼヨーフ・ハイドンなどの作曲家によって古典派音楽が発展しました。
- ロマン派音楽: 19世紀に入って、感情的で個性的な音楽がロマン派音楽として発展しました。ベートーヴェンの後、ショパン、リスト、ワーグナー、チャイコフスキーなどロマン派音楽の代表的な作曲家です。
- 近現代音楽: 20世紀以降はさまざまな音楽の実験と多様化が行われ、ジャズ、ロック、ポップ、クラシック音楽、エレクトロニックミュージック、ワールドミュージックなど、さまざまなジャンルが登場しました。さらに進化し、アヴァンギャルド音楽やミニマリズムなど新しい音楽スタイルが誕生しました。
以上のようなものが、西洋音楽の歴史のざっくりとしたものです。
それぞれの時代ごとに、新しい技法などが生み出され傑作も登場してきました。それは日本音楽でも同じことが言えると思います。この記事では、主に西洋音楽のことについて触れましたが、日本音楽のことについてもいずれ触れていこうと思います。